橋渡しブログ

調停

松井一代さんのブログが話題になっています。離別の場合は我慢の限界を超えての申し立てが多いでしょうから、なかなかお相手と話し合いができません。元より冷静にお話ができる状況なら、それで解決ができる問題なら、離婚話なんかにはならないということだと思います。私の場合も調停に3年以上かかりました。当時私は東京の三鷹市に住んでいて、家庭裁判所は八王子でしたので、電車で30分以上かけて何回も通いました。しみじみ離婚は結婚の100倍以上のチカラがいると思ったものでした。そういう修羅場を一度経験しますと、それが強烈であればあるほど、トラウマみたいなものが残ります。もちろん相手方にも言い分はあるのですが、私の場合は私の方から離婚を申し立てましたので、裁判官から「どっちが離婚したいの?」と聞かれ「私です」と答えたら「離婚したい人が相手の要求をのまないと離婚できないよ」と言われ、慰謝料や養育費の額が決まりました。当時の私はどんなに費用を払ってでも別れたいという気持ちが強かったように思います。その時、本当に嫌になると、生理的に受け付けない状態になることもわかりました。あれから20年以上経ちました。今思うと若気の至りで、もう少し何とかできることもあったように思いますが、根本的なものが違い過ぎると、修復できないどうしようもないものがあるのだと思います。今はただ別れた妻に謝り、感謝して、健康であってくれることを祈るばかりです。

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